向こうの世界・こっちの世界

私は海外で*1輸入品を日本在住の外国人に売る仕事をしている。主に扱うのはヨットやボートなどの船舶だが、高額なので、コンスタントに売れている行くのは子供のおもちゃなどの小さな商品だ。
ある日社長がやってきて、組み立て式のジャングルジムをクリスマスに向けてたくさん輸入したからどんどん売ってくれ、という。パイプ部分が点滅するという仕掛けは、子供受けは良さそうだが、センスのいい親にはどうだろうか、と思う。しかも販売価格の設定ががべらぼうに高い。仕入れ値を効くと馬鹿みたいに安い。何でそんなに吹っかけるんだというと「クリスマスの季節ものだからな」とウインクして社長は去っていった。
7色に点滅するジャングルジムは予想通り子供受けが良かった。親の受けはもっと悪いと思っていたのだが、彼らは子供が喜ぶものなら多少の妥協も止む無しとするらしい。ただ、価格面がネックになって成約には至らず、皆手ごろで趣味のいいおもちゃを買っていく。ジャングルジムに興味を持ったお客さんの反応は一応に「子供がこんなに喜ぶならクリスマスプレゼントに買ってやりたいけど、この値段じゃ無理だわ。」というもの。そこで幾ら位だったら購入しようと思うか逆に訊ねて見ると、あと300$〜500$位安ければ買いたいらしい。10人以上口をそろえてそう言う。私は閉店後に資料を作成し、価格変更前後の予想販売数と売上高推移、荒利推移等の比較資料を作り、明日にはこれを社長に送りつけて絶対にあのぴかぴかジャングルジムを今期中に売りさばいてやる!と燃えていた。


という夢を見た。


少しだけ昔の仕事が混じってますが・・・。どんな意味があったんでしょう。接客・販売・営業は嫌いな仕事ではありませんでした。自分で言うのもなんですが客受けは良かったです。ただ、欧米人(の特に年配の方)には顔でなめられる(と感じられた)のと、(だからいつもバリバリのスーツ(戦闘服)で身をかためていました。)いかんせん語学力が弱かったのがネックでしたが。でも、私が言うと負け犬の遠吠えにしかならないけど、語学力より営業力や熱意や気配り心配りだと思います。もちろんそれに語学力があればもっといいので、やはり負け犬の遠吠えですが。

*1:10/12追記:海外で日本在住の外国人??どっちやねん!!設定がありえないことになっていますが・・・。今気付きました。どういうこっちゃ。さすが、夢。