愛用のSimply。その前はhappyForMen。

「夢」を預ける銀行にいる。古めかしいのに妙に清潔感があってなんかSFとレトロが合わさったみたいな感覚で歪んでいる。私は窓口で「○○さんを」と担当の名前を告げる。すると受付の男性・・・背がひょろ長くて清潔感があるのに鬼のような顔をしていて、それでいて身のこなしは近未来SFのアンドロイドみたいにスマートだ・・・が「○○は退職いたしました。」と事務的に言う。「じゃ・・・」「お客様の残高はゼロになります。」「そんな・・・。」私の落ち込みを見て彼はやれやれといった風情で言う。「担当を一人にするからこんな事になるのです、リスクは常にヘッジしてください。ヘッジできないのであればせめて分散すべきでしょう。それ位の事ならお客様もご存知では?」そう、私は判っていた、このままでは危ない事を。でもやめられなかった、彼女を信じたかったのだ。自分が悪いのだから落胆しても仕方ないと思い込もうとするがなかなか頭は切り替わらない。彼は若干不憫に思ったのか「まあ、お客様の場合すぐに夢は貯まりますから、取り戻すのも早いでしょう。失ったものどれだけか数える前に、これからどうされるか、すぐにお決めになった方がよろしいですよ、夢は今晩から見ますから。」


という夢を見た。
うー、こういう明らかに示唆するタイプの夢は苦手です(笑)。おまけに「○○さん」という失踪した担当銀行員は私が昔働いていた時の最初の配属先の同僚でした。彼女との関係性やその間にある思い入れを語ると、この夢がいっそうわかりやすくなりますが、それについてはここで触れたくないのでここまで。