アメリカンネイルカップ2005@名古屋公会堂 5/16

なんと!「つめやさん」のお姉さんのお弟子さんの本番モデルをする事が急遽決まり、(お姉さんの練習モデルはそれまでにもやった事がありましたが、本番モデルなんて初めて・・・。)それからは毎日心斎橋に通い詰め、毎日フレンチスカルプチャーを付けては外しつけては外し…。私がパートナーを組んだひろみさんとともに毎日遅くまで練習しました。本当に。
当日。貸切の「つめやさんバス」で6時に心斎橋出発(集合は5時半ですよ…前日の仕込みが終わったのが1時半…寝たのは正味1時間…)当然バスの中では熟睡。
果たしてたどり着いた名古屋公会堂は随分趣のあるところでした。
  大阪公会堂を思い出させる佇まい・・・。
私が出るジュニアのスピードイクステンション部門はチップオーバーレイで右手を事前に作り上げて行き、当日は左手の作成と右手に、当日発表のあった二本の指にカラーを塗るというもの。
事前に(まさに夜なべして!)作っていった右手はこんな感じ。
  写真が悪くてぼけてますが…作ってからはフリーエッジ(爪の指から離れているところ)に綿を巻き、テープで固定し、さらに手袋をはめて寝たり移動したりしました。
開始は4時からですので、3時過ぎには臨戦態勢。モデルはこんな格好です。
  左肩にモデル章。絶対黒!という規定がある訳ではないのですが、施術するときに背景が黒のほうが爪の状態を見やすいという事で、私は黒を着ていきました。会場はいろんな格好の人がいましたよ。もう少しお洒落していけば良かった…。
私は直前まで緊張するけど本番には強いタイプ。今回は初めての体験でしたが、基本的には爪を差し出しているだけなので(もちろん全体的に力を抜いて、施術者がやりやすいように工夫して…というのは練習の中でだんだん解かってきましたが。)緊張もせずにすみました。初コンペで若干緊張気味のひろみさんには目線で「大丈夫〜」と念を送っておきました(笑)。
そしてぎりぎりまで仕上げをして一時間で出来上がったのがこの左手。
  モデルは左手にもちっちゃなシールを張ります。
空いた時間でほかの部門もドアの外からちょっとのぞかせてもらいました。
  プロ部門 フレンチポリッシュ会場
  プロ部門 フレンチスカルプチャー会場
実は「つめやさん」のお姉さんを撮っているのですが、わかりますでしょうか?(笑)
全種目が終了したら表彰式。画像が悪いのですが・・・。
  お姉さんがスピードスカルプの部門で2位!のトロフィーをもらっているところです。
この大会、姉さんはスピードスカルプ2位、総合でも5位!とすごい結果を出さはりました。私、全国で5位の人にいつも施術してもらってるんや・・・と思うと本当に感動。お弟子さんのひろみさんも「わたしこんなすごい人に教えてもらってんなあ…。」と感極まった様子でリベンジを誓っていました。次は表彰台!
・・・というのも先日このコンペの打ち上げに行った際に、なし崩しに(笑)次の大会のモデルもOKしてしまったのです。うー、Mさんごめんよー、次は家事が疎かにならないようにがんばります!(笑)
名古屋まで来たのに愛・地球博も名古屋らしい食べ物も何もなかったので、帰りの高速のサービスエリアで味噌カツ丼きしめんをご馳走してもらいました。
  へろへろの体にはこってり甘い八丁味噌はちょっぴりきつかったです。あっさりきしめんはするする入りました。
7月はリベンジ!不思議なもので、モデルになった当初はまあ、自尊心をくすぐられていい気になったというか…爪がきれいきれいと褒められ(仕事上、もっときれいな人は山盛り見てるはずでしょうけど…)、「モデル」という響きにちょっとした優越感?
でも実際はほんまにしんどかったです。毎日深夜まで及ぶ練習また練習・・・正直、爪はだんだん痛んでくるし・・・。でもひろみさんがあまりにも熱心で真剣で、だんだん気持ちが同化してくるというか・・・たとえばお姉さんから強烈な駄目出しを受けてると私までしゅんとしてしまったり(笑)んー、今の自分には出来ない、何かに猛烈に打ち込む感じを共有して、私の代わりに叶えて欲しくなった、というか。心理学の防衛機制にそんなん何かあった気がするなあ・・・、ま、別に分析しなくてもいいのですが(笑)。
何より大阪では「しごとにんげん」だったので、職場の知り合いしかおらず、同世代の知り合い・友達(特に女性)がほぼいない淋しい奴な私にはいいきっかけになったのでした。とりあえず今は爪の休養中ですが、もう少ししたらまた練習の日々です。私も(なんとなく・・・気持ち的に)がんばろうっと。
そうそう、お姉さんの入賞作品がこちらのページで見れます。興味のある方どうぞー。本当に、きれいです。
「つめやさん」→http://tsumeyasan.com/archives/2005/05/2005_2.html