今日の講義

「関西経済論X」2回目は阪神百貨店社長の三枝氏。「阪神タイガースとお祭りの消費」がテーマでした。阪神優勝時に起きたあの狂乱の優勝セールについて「お祭りの露店が200円で売っているタイヤキを『家の近くの店では90円で売ってるから高いし買わない!』等とは思わない、『祭』には力があり、(たとえそれが少々)高くてもうきうきした気持ちで買わせているのだ」つまり、阪神優勝という『祭』状態があの5時間待ちとも言われた優勝セールの正体だった、と位置付けていました。(例年、年間3〜4億だったタイガースグッズの売上が、8日間のセール時だけで8億円、去年1年では37億円にもなったということです。)
『祭』のうきうき感、楽しい感じをつくる仕組みこそが大切だと。
三枝氏曰く日本一の阪神のデパ地下、食料品売り場には『祭』の気分が流れているから日本一なのだ、と。
『モノ』ではなく『楽しさ』が金を生み出す。と。そういうことでしょうか。
目新しい話ではないにせよ、改めて当事者が語るとなかなか面白さがありました。
そして、氏には2ちゃんねるでしばしばおこる
祭りキター!!ーーーーーー(・∀・)ーーーーーーー
を見せたいと思いました。どう思うかな(笑)。