TVが来た。

先日TVが来ました。
今までも32型の結構でかいテレビがあって、重宝していました。が、Mさんがテレビの上のエアコンを掃除しようとして(エアコンが全然冷えなかったのと私のアレルギーーが酷くなったため)掃除機を持ち出して吸おうとしたときにテレビの上においていた水耕栽培の竹が入ったコップを倒してしまい、水がテレビの後ろに入っちゃったのです。その時は電源は入っていなかったので、すぐにコンセントを抜いて5日くらい乾かせば、まだ可能性はありましたが、何を慌てていたのかこのバカ2人組は大急ぎでリモコンで電源を入れました。


「プツッ」といったまま電源は二度と入りませんでした。


水のコップがあるのが判ってて作業を続行したMさんも悪い、大体そんなところに水が入ったコップを置いておく私も悪い、しばらく2人でガックリしていましたが、いつまでもがっかりしていても仕方がないので新しくTVを買うことにしました。

○購入のポイント
1.ブラウン管テレビを買う(薄型テレビは買わない)
2.地上波デジタル「非」対応機種を買う
3.4:3のTVを買う(ワイドTVは買わない)
4.32型前後のもので探す

4以外は全く最近の購入傾向を無視したものです。ですが、部屋は広くないけど薄型じゃなきゃ無理なほど狭いわけじゃないし、地上波デジタル完全対応は7年先だし、普通のテレビを見るには4:3で十分だし、(逆にその方が見やすいし)大体テレビの寿命は8年程度だし。ということで、地上波デジタル完全対応になったら再度買い換えることを念頭においてこういう結論に達しました。

早速家電量販店に行くとTVコーナーがどどーんとありました。が、今売れ筋の薄型液晶テレビばかりです。ブラウン管テレビが見当たりません。「・・・もう売ってないとか?」なんて悪寒がしましたが、店員さんに聞くと、薄型TV売り場の隅っこにひっそりと(売り場面積10:1以下)ブラウン管たちがいました。我々の条件を満たすのは29型が最高で(32になるとワイドになってしまう。その価格差は結構大きい)D1端子しかついていないものに限定するとどこも性能は大差ないらしく、42000円〜52000円くらいという、思っていたよりもずっと安い値段でした。
だって29型だよ〜?
あまり検討の余地はなかったのですが、くさってもトリニトロンと言う事と音が他のものに比べて若干良い気がした(正直ようわからん)ソニーのベガを買いました。


TVが搬入される日。もしかしたら電源はいっちゃったりして〜なんていいながらコンセントを刺してボタンを押してみました。


もちろんうごきませんでしたが。


29型になったのでちょっと小さい感じはしますが、何せ前のTVは12年前のものなので、画面は綺麗だし音もいいし、「技術の進歩は偉大だねえ」と感心しきりです。水没させてしまったとはいえ、12年も動いてくれた前のテレビには感謝です。

今回、何より「あぁ・・・」と思ったのは、テレビがない数日間、いつもより音楽をかけたり本を読んだりして、なんかちょっと余裕のある生活が出来ているかもしれないなぁ、と思ったことです。惰性でテレビのチャンネルをつけてしまうことがないようにしたいなあ。サッカーとNHK教育が見れたらそれでいいなあ。

と言う事で最近の購買行動のトレンドから大きく逸脱した買い物でしたが(大体選択肢が少なかった。各社ブラウン管からは撤退方向で進んでいるらしい。まあ、そうでしょうね。)大変満足しております。