よる・くるま・じゆう・ふじゆう

かかりつけの診療所で診察時間が終了した後、夜遅くにレセプト業務かなにかを先生、看護士さん、受け付けの人総出でやっている。私も慣れない作業だがコツを飲み込み事務作業として淡々とこなしていく。2台の長机に書類が山になり、なかなかはかどらない。ビル管理の会社の女の子がやってきて「これ〜、配布物ですぅ〜。」とのらりくらりした口調で何枚かの紙束をそこら辺に置こうとすると、先生が周囲に散乱した書類に目をやり、事務的に「あ、そこら辺の書類と混ぜんとってな。」という。言っているのが聞こえないのか、女の子は手近な書類の山に紙束を置いて出て行こうとする。先生はちょっとむっとして「あのね、大切な書類やから混ぜんとってくれへんかなあ。」と言うのにまったく意に介さず、まるで聞こえない様子で出て行く。すると受け付けの女性が「彼女、いつもああなんで困っちゃいますよ。」というので、「何でそれ早よう言わへんねん、それにこれまでもそういう事あったんならちゃんと言って変えてもらうべきやろ。」と言い、受付の人に追いかけてちゃんとしてもらうように言って来いと言う。私は仕事を猛烈なスピードでこなしながら(先生も仕事に関しては厳しいタイプか。つめ方が私とそっくりや。)とこっそり思う。


と言う夢を見た。「仕事に関して厳しいタイプ」というのは診察の時とのギャップを感じての感想だと思います、多分。そして夢解きをするなら「ビル管理会社の女の子」が私なんでしょう、きっと。はあぁっっと。