突然の「結婚しました」葉書

中国に短期留学していた時の同室(ルームメイト)からのお葉書。彼女は遠く沖縄在住なので実際には年賀状で挨拶する程度の付き合いですが、心の中では特別に大切な友人です。短い間だったけど一緒にいてとても気持ちの良いひとだったのです。私は(女性が相手だと何故か)つき合いでひどく気を使う事が多いのですが、彼女とは生活を共にして、とても心地よかった。距離感の取り方が絶妙で『素敵な人だな』と心から感心したのです。私は基本的に「おとこ・おんな」で差があるんじゃなくて、「その人だから」違うんだ、という考え方をしたいのですが、ジェンダーに拘るあまり逆に縛られている所がある気もしたり・・・。とにかく、『相手との距離感が上手く取れる』というのは素晴らしい才能だと思います。
そんな彼女が結婚したとの事。何故結婚に踏み切ったんだろう?あの彼女が選んだ相手ってどんな方なんだろう?色々と思いはありますが、結婚のお祝いにこの本を贈ろうと思っています。

いくつもの週末

いくつもの週末

江國香織のエッセイの中で一番だと思います。どれも素晴らしい。結婚について、美化せず、幻想も無く、現実を不幸にも倖せにも偏らずに描いてあって良い。これからいくつもの週末を一緒に過ごしていく人を決めた彼女へ、この本を、お祝いの言葉の代わりに、贈ろうと思います。

真実  これまた若干感傷的な気分のBGM:FIONA APPLE『真実』
これもたしかMさんがアメリカに行った時に聞いた人。*1日本でも結構ブレイクしましたよねえ。。。

*1:3/30追記:Mさんに確認すると、ひとりでFMラジオを聞いていた時に流れて気に入って探して買ったらしいです。ふーん。。。