ムーミンとかいろいろ最近の読書。

単純に、ごく単純にゾウリムシのような頭で「11月だからこの本。」と目に付いたムーミンシリーズを手に取ったのですが、本当に読みたかったのは『ムーミン谷の冬』のほうだったりします。そしてまだ両方ともほったらかしなのですが。活字離れ気味? でも今読…

ぎゃあああ

いらいらいら。 それだけ。 たまには?そんなこともある。無差別の(と言ってもせいぜいこの部屋にいる人間だけだけど)殺意を覚えることも。 今日は ますむら・ひろし/宮沢賢治 『銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉』これをよみました。(漫…

重松清『流星ワゴン』

流星ワゴン (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/15メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 198回この商品を含むブログ (504件) を見るとても読みやすく、とてもスムーズに、とてもリズミカルに物語は進んでいくのに、何故何度も立…

よわむしけむし

なんというかね、全くそうなんですよ。愛するマイ子様(id:maico20)がid:maico20:20060807のエントリでタイトルにされていらっしゃいましたけど、まさに。『楽しい週末と楽しくない週明け』なんですよ。週末が楽しければ楽しいほど週明けは反比例して楽しく…

『キッドナップ・ツアー』を読んでいたら

『キッドナップ・ツアー』角田光代 3ページ目くらいで寝ておった。うう。中身が面白くないわけではないと思う(多分ね)(まだ読了してないからなんともいえないのです)。ただ、プチ・ミッションをこなしてベッドでごろーっとして読みはじめたら3時間くらい…

ひな菊の人生/吉本ばなな

今日に限って慌てていたから何の本も持たずに出てきて。阪急前のちっちゃい紀伊國屋でなんとなくすうっと平積みの前に吸い寄せられ「ああ、しばらくこの人の文章読んでいないな」と思い、ぱらぱらとめくった感じがあまり重くなさそうだったから(文体が重い…

らんきんぐ

ラウンジのラックにあった雑誌、「女子大生77校『就職力』ランク」とやらに目を惹かれて手に取ったヨミウリウィークリー。私の出身大学は77校中真ん中あたりでした。しかしいつも気になるのはこういうランキング物、何の役にたつのか。高校生が読んで進学の…

結局眠れず・・・。

昼の12時からさあ寝るわよと、薬も飲んで臨戦態勢で(ここら辺からおかしい)昼寝の臨みましたが昨夜の興奮冷めやらぬのか一向に眠れず。諦めました。 久々に『落下する夕方 (角川文庫)』を読みました。大学時代、これをベースに芝居をやった事もあったんだ…

からっぽの音

『ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)』で竹本のなかに聞こえた「からっぽの音」、似たり寄ったりにものは私の中にもあります。あの音を聴くとウツウツモードに突入しちゃうので、とりあえず振り切るようにどこかへ飛び出しちゃう気持ちはよく判…

なかなおり

Mさんがいる週末。一人じゃない事、なにより一緒にいられる事が嬉しくて。でもきっとそういうのは重たいと思います。私もどこかでそれを解かってはいるのです。が。 そんな気分のふてくされを発端に「けんか」の火花は簡単に散ります。理屈っぽい私達の場合…

なつかしさのみ。

昨日読んでて寝ちゃった本は、実家の本棚にこっそり隠れていたコバルト文庫。あー、懐かしい、藤本ひとみだ、読んでた頃もそういえばあったよなあ、ああこれシャルルとか出てくるやつだ、でもはずかしい、こっぱずかしい。と思いながら読んで、でも途中で寝…

久しぶりに・・・

女の子とデート。っつっても帰省恒例・従姉妹のあゆとお買い物ツアーです。今回の帰省は別府・アルゲリッチ音楽祭に行くのがメインなのですが、あまりにばたばたと準備したため、数時間の移動や4時間を越えるマラソンコンサートに耐えられる配慮を施した服…

イン・ザ・プール

イン・ザ・プール作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (430件) を見る遅まきながら先日読了。基本的に、単純に笑えました。他人事だから笑えるのだろう、けど、所々笑…

対岸の彼女

昨日Mさんと大阪駅で待ち合わせしたときに時間潰しに手にとって、読み始めてすぐに(これはやばい予感・・・。)と思いながらもやめられなくて、Mさんが現れたのはすでに葵の高校時代が描かれ始めた頃。買おうかと逡巡しましたがすたすたと店を出るMさんの後…

いくつもの週末

朝、Mさんを駅までお見送りしてからパンを買って家に帰り、軽い朝ごはんを食べた後洗濯物をかけながら、先日友人の結婚祝の言葉の代わりに送った江國香織の「いくつもの週末」を読み返しました。私はまだ結婚もしていませんし、でもMさんとはもう随分長い事…

突然の「結婚しました」葉書

中国に短期留学していた時の同室(ルームメイト)からのお葉書。彼女は遠く沖縄在住なので実際には年賀状で挨拶する程度の付き合いですが、心の中では特別に大切な友人です。短い間だったけど一緒にいてとても気持ちの良いひとだったのです。私は(女性が相…

世界の中心で、愛をさけぶ(追記)

アマゾンのレヴューで「これは純愛を扱ったのではなく死生観を扱ったものだ」とあって、少しなるほどなあ、と思いました。確かにそう考えると基本的に若い死による喪失感を軸に書かれているともよめる、というかそう読んだ方が解りやすい。であるとしても、…

東京タワー

「映画化して原作より良くなった例を知らない。」といえば先日地元で見た「東京タワー」しかり。あれは原作も読み終わった後、首が斜め下に傾いて「うーん・・・。」と思っちゃうような感じだったんで(大まかに言うと酷く悪くは無いけど良くもない。)なん…

世界の中心で、愛をさけぶ

この前ブックオフの100円ラックに所在無さ気においてあったのでかって帰りました。 残念ならが私には良さがわかりませんでした。こういうのを「ピュア」とか「純愛」とか言うんだったら世の中の「ピュア」や「純愛」はもっと少なくなっちゃう、と思いました…

マンガだけど「永遠の野原」

読了。集めてたのがやっと揃って。基本的に恋愛物なのですが、でもそこには思春期独特の「生きるとはなんぞや」みたいな葛藤、それに対する初々しさや生々しさがあって。そして私もその「なんぞや」を後生大事にこの歳まで抱えているようなのですが(いや、…

榎本ナリコ『スカート』

スカート (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: 榎本ナリコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2002/04メディア: コミック クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る今日これを読んでいてぐったりしました。この女性主人公ほどではないけど、かなり近い感…

僕の小鳥ちゃん読み聞かせ終了

私は何度繰り返しても良いのですが、読み手が飽きるようで。今までも「もう読み終わっちゃったよ。」なんて言うので「最後どうなった?」って聞くと「小鳥ちゃん飛んでっちゃった。」なんてトンチンカンな事言ってごまかそうとしていましたが、ついに正解が…

ぼくの小鳥ちゃん

最近寝るときに、Mさんに「ぼくの小鳥ちゃん」を読んでもらっています。「寝かしつけ」ですね。どんどん幼児返りしている気がしますが。つまり夢で見たことは半分本当なのです。今までも睡眠への処方箋には薬と音楽があったのですが、それでも入眠はへたくそ…

ということで「ばち/罰/Punishment」

もう五版しか売ってないんだなあ。 ばち【罰】(「罰 ばつ」の呉語。仏教語としてよく用いられる) 人間の悪事やおごりに対する、神仏の こらしめ。「−が当たる」 〜三省堂 新明解国語辞典 第四版より〜 私が持っているのはハードカバー。書影が違う〜。 懲罰…

プレゼント・ボックス

http://www.eonet.ne.jp/%7Efeiron/presentbox/index.html8/19、久々に京都へ。参加してきました。病をおして(笑)。 WEBを通しては知ってる、けれども実際にはお会いした事のない方と今、コミュニケーションをとるのは難儀するかなあ、と(筆談になっちゃう…

今日読んだ本

モブ・ノリオ『介護入門』 文体が今日の私の体調にはちょっと疲れました。もっとすっきりしてる方が読みやすい。でも偽善に対する挑戦的な態度が大いに気に入った。体調の良い時に読んだら文体の問題も違って感じるかも。 再読が必要かな。

ハリーポッター「不死鳥の騎士団」上巻読破。

友人宅に行く時に重いからどうしようかと悩みましたが持っていきました。 大嫌いな新幹線の中だしおまけに1人だし、何かないときぃー!!ってなりそうで。勿論他のもっと小さな文庫本かなんかでも良かったんですけどね。 でも正解。新幹線はあっという間に…

で、帰りには速攻紀伊国屋で原作お買い上げ。

嶽本野ばらの存在は知ってましたが読んだ事はなかったんですね。読んでみて、ああ、原作のキャラがしっかり立ってるからあんなに面白かったのかー、と思いました。納得。あと、あの原作から、映画として見せるために随分上手く手を加えたもんだなあと思いま…

ハリーポッター・・・。

先日映画を見に行ったのに触発されて、続編の第四巻「炎のゴブレット」を午前中かけて上下巻読んでしまいました。 あー、もう、期限は7/4なのに仕事がはかどらない〜〜〜!! 「やらなきゃいけない」と逃避する悪い癖。 後向き? テスト前になると急に部屋の…

根気がないのは私の性分ですが

このだらだらした生ぬるい気候もいかんですね。 ところでアマゾンに発注してた本が届きました。 「百年目の青空」宮沢章夫 です。 この人の文章にはハズレがないので読む前からかなり期待しています。あ〜しかしほんとにだらけてるな〜、私。 リネージュでも…