PC周り。ごっちゃり。ハンパンダ、ビビ

私は北海道の港町に結婚式に来ていた。見知らぬ人と(しかも男も含め)3人で5人用の広いホテルの部屋に泊まっていた。ばたばたしてやってきた所為か、準備が全然出来ていなくて、明日の髪型をどうしよう、とか、あの地味な黒のワンピースをどうしよう、などと考えて、枕の違う布団の中で眠れずに過ごしていた。
なにか、雰囲気が変わるのを感じて布団から出て、大きな窓のあるダブルベッドの部屋に行くと、外はほの明るく、雪の粒がしんしんと音もなくまっすぐに降りていた。眠れなくても、こんな景色が観れるのならいいなあ、などと思って見入っていた。雪がぴたりと止み、街中が白く染め上げられたときに、一緒の部屋に泊まっていた(よく知らない)女の子が部屋に入ってきて「すごい!」という。「ね、素敵でしょう。」というと、「朝には晴れる、って言っていたけど、こういう晴れ方もあるのね。」と言う。私はその彼女の言い回しが気に入って、部屋に備え付けてあったお茶をゆっくりいれて、二人でだまって温かいお茶を飲みながら、暖かい部屋の中から外の白い景色を観ていた。
お茶を飲み終わると、どちらからともなくもう一度眠ろうという気持ちになり、よく知らない男のいる部屋には戻らず、そのダブルベッドで二人くっついて眠った。あんなに眠れなかったのに、彼女の体はつべつべしていてじんわり暖かく、私もまた同じで、二人とも同じくらい満ち足りてあっという間に眠りに落ちた。


そしてまた別の夢を見た。



と言う夢を見た。


久々の夢日記。最近横になってばかりなので、眠りが浅く、夢ばかり見ます。本当は何十もお話が書けそうなのだけど、すぐに忘れてしまうし、大抵はほかの人が読んでも面白くないのですよね・・・。
夢の中でまた夢を見たのですが、その夢を見始めてすぐに目が覚めました。不思議な事にその夢はどんな夢か覚えていません。普通は先に見た夢から忘れて行く様に(経験則からして)思うのですが・・・。
多分、この夢で引っかかったのは、見知らぬ女が言った「朝には晴れる、って言っていたけど、こういう晴れ方もあるのね。」と言う台詞なのでしょう。夢が気まぐれに見せるものに(まるですがる様に)何か意味を見出すのは愚かしい事ではないかと、そろそろ、薄々気付きつつはあるのですが、やはり止められないのです。せんせには「その意味を考えるのがすべて悪いとは言わないが、それが全能で、すべてを変えられる、という希望を持っているのが不安だ。」と言われました。ご名答。故に拘りから抜け出せないのです。