ジムノペディLIVE@文化放送サテライトスタジオ

わたくしはこのバンド、大阪にいた頃大阪マルビル地下のタワレコでインディーズ特集やってた中で視聴して気に入って聴いてたんですよ。その時買ったのがこれ。
今宵も、うたかた探し  ジムノペディ『今宵も、うたかた探し』
このアルバムは結構アッパーな曲も入っていたので(私の中では「恋は喜劇 」*1とか)どうしてもイメージ的にはEGO−WRAPPIN'フォロワー的なイメージが拭えなかったんですが。で、そのあともこのアルバムを時々聴く位でさして追っていなかったのですが。
今日のライブは夕日が傾く屋外で、かつ、ジムノを知らない人も聴き易い、というところを意識したのか、比較的メロウな曲が多かった気がします。(ごめんなさい何せ2ndしか聴いてないので…。)それを聞いての感想。あー全然エゴとは違うんだなあ、と。大体ボーカルのナオミはよっちゃんと歌い方が全然違う。なんちゅうか、器用で上手いんです。でも非常に少女で、でももう大人の身体の少女で。だからちょっと時々エロい。そういうところは女なんだけど時々そういう境はどうでもよくなるようなよっちゃんのヴォーカルとは全く違う。柔らかいコットンのワンピースを風に心地良さそうにはためかせながら小さな素足を踏ん張って歌うナオミは時折色気を見せる少女でした。(それはライブではいつも使っているらしいんだが、薄緑のガラス瓶に水を詰め替えてステージでそれを抱えて飲む、という辺りにも演出されているんだろうな。若干あざとすぎる感じがしないことはありませんでしたが。)ただ、非常に器用で上手くて、その分自分の限界を既に知っていてその中で一番良い歌い方、って感じの歌い方をしているように聞こえたので、ちょっといっちゃった所も聴いてみたいなあ、と思ったんだけど、そういう風にするつもりはないんかなあ…。綺麗に計算通り、じゃなく純粋に気持ちいい!!みたいな部分。もちろん今回のは所謂営業で告知のフリーライブだからなかなか難しかったのかも。それにあの風と湿気にはちょうどいい湿度と柔らかさとほんの少しの艶かしさと。場に合わせた選曲とパフォーマンスで納得しました。
しかし何やかんや言いながらでも非常に楽しんだライブでした。いやあ、無料で悪いなあ。と思ったのでライブでやった中で気になった「お医者様」と「13」という曲が入っているCDでも買って帰ろうかと思うとなんと1stに2曲とも詰まってた。あらあらわたしは知らない曲は全部3rdの曲だと思っていたよ。(普通そうじゃないかぁ…まあいいけどさ、その場にあった曲を選んだんでしょう。)で、今日は1stを買って帰りました。で、物販に並んでいたら一度ステージから引っ込んだメンバーが(ヴォーカルのナオミとサックスで作詩・曲の小林さん以外の皆さん)がいらっしゃって。ミーハーな私はサインを貰っていた人のサインペンを借りて買ったCDにサインして頂きました。ははは。今日の写真はその戦利品です。
雨、所により花吹雪  ジムノペディ『雨、所により花吹雪』
とりあえず8/28と9/7に@吉祥寺スターパインズカフェのイベントに参加するらしいです。行こうかなー。
ジムノペディのHP→ http://gymnopedie.main.jp/

*1:8/24追記:ごめんなさい完全に勘違いです、「ウタカタ」でした。「恋は喜劇」もかなり好きだし昨日も歌ってくれて嬉しかった。