結果的に音楽療法的な?失敗になったからいっそのことまとめてしまおう。

バロック・コンサート  BGM:『BAROQUE CONCERT』演奏:オルフェウス室内管弦楽団
本当は明日行く予定にしている「大西ユカリと新世界」を聞いていたのですが、上の知らせを聞いてからとてもじゃないけど聴けなくなってしまった。どんなおんがくも今はあまり受け付けないが、まだこれくらいなら吐き出してしまわないように感じられる。


聖なるクラシック  BGM:『Ave Maria Sacred Classics』
こういう柔らかいものなら聴けるかと思ったが、そんな事は無かった。そんなにおんがくは甘く優しくはない。その曲が包容する内容を思うと堪らなくなる。しかしまるで試練の様に聴き続ける。馬鹿だ。


Complete Piano Music 8  BGM:『Sonata in B miner/Deux Legendes/Gretchen』Franz Liszt
リストの繊細さに慰めてもらおうとするならこの選曲は間違いだった。「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」は煌びやかに神聖に心を揺らして却って動揺してしまった。大体慰めを求めるなんてどうかしている。


BGM:ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第21番 「ワルトシュタイン」 
ここまで来たらいっそのこと向かい合わないと意味がないのかとブレンデルの「ワルトシュタイン」までかけてみた。第一楽章でやられそうになった。台風の豪風と叩くような雨音と雷の音とやたらシンクロしてて怖かった。鳥肌が立った。こういう音楽体験は貴重だけど、続けると破綻してはいけないものが破綻してしまう。それを知らないわけじゃないのに。いつから修行みたいな事になっちゃったんだ。第三楽章まで歯を食いしばって聞いたがもうお手上げ。大体勝つとか負けるとかなんだよそれって。勝てるわけ無いじゃん。


DISCOTHEQUE  BGM:U2『DISCOTHEQUE』  
クラシックにこだわり過ぎじゃね?と思い他のを考えてみる。モリッシーレディオヘッドも明らかにヤバイ匂いがしている。もうちょっと突き抜けたら?と思って聴いてみる。最初は何も感じなかったが次第にループするビートが耳について支配されそうで吐き気がしてやめた。普段は気分良く聴くのにね。


青い空  BGM:くるり『青い空』
しまった、と思ったけど遅かった。劇薬だった。よく考えたらわかってたはずなのに。

さよならストレンジャー』かけて籠ろう。なくなら泣けよ、自分のために。ばかやろう。


さよならストレンジャー  籠った。それ以上言わない。