「農業サポーター制度」という仕組み

夕日をアテに一杯。いいんだな。


6/9のNHKの「お元気ですか日本列島」で、仙台市の取り組みが紹介されていました。仙台市農業園芸センターが受託して進めているようです。主婦の人、定年退職後の人などを主な対象としてカリキュラムに沿った研修を行い、その卒業生及び利用農家で「みのりの会」という任意団体を結成し、繁忙期の農家の人手不足を解消したり、農産物の販売をしたり(サポーターの方なら、農家の人では難しい夜間の農産品の販売を代わりに出来ますよね。楽天のスタジアムでおにぎりやきゅうりなどを販売している風景が映っていました。)するようです。
途中から見たので、サポーターの方がボランティアなのか、アルバイトなのかはわかりませんでしたが、*1センターの方が放映の際に言われていた通り、地産地消、都市型農業の発展のモデルとしてなかなか面白いと思いました。

ぐぐってみたらこんな紹介がありました。
仙台市農業園芸センター、農業サポーター養成講座のページ
http://www.sahpa.or.jp/nougyou/saporter/gaiyou.htm

私は、この狭い日本で農業を活性化させるには、農家人口内だけで固まりあい、保護されるだけではなく、発想を変え視線を変えて、都市人口を取り込む事が必須だと思っています。
少し前から農村回帰の気風が盛り上がりつつありますが、行政側がこういう仕組みを作ると上手く回るのではないかなあ、と思いました。


・・・と、こんな私も少しはまじめな事を考える事もあるのですよ(笑)。
この時間帯にこの番組を観れたのも、わたしの納得せぬままやる事になっちゃった「主婦」業だからこそ、ですね・・・。そんな悪い事ばっかりでもないかな・・・。

*1:直接センターに問い合わせてみたところ、講習を修了・卒業して派遣されるサポーターの方はお給料をきちんともらって働くのだそうです。私はそれが正解だと思います。