宝塚宙組「炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ」初日8月5日@大劇場

初めて初日の公演に行きました。いいですねえ勢いあるし、終演後の挨拶もあるし。まだまだ先があるんでネタバレはなしで(できるだけ)。
いつも思うんですけど、完全なオリジナル作品よりも下敷きのある作品のほうが私は好みな様です。和央ようかさんより花總まりさまの存在感抜群だった印象が非常に激しい(笑)私のお気に入り&初見になった『鳳凰伝』も『トゥーランドット物語』が下敷きだし。『ファントム』しかり。なんていうか、安定感があるんです。今回もヴェルディのオペラ『イル・トロヴァートーレ』が下敷きと言う事で。まあ、ヴェルディの方をちゃんと見たことないんですけどね・・・。
『炎に〜』は全体的にかなりメリハリの利いたいい演出だと思いました。何度も鳥肌立つようなシーンありましたよ。結構テーマ重いんだけど、一方で生命力と言うか力強さもあるからバランスいいし。結構集中途切れずかなりのめりこんで観てました。特に大和悠河さんの演技はすごく力強くて今回かなり見せられました。かっこいー。
レビューの『ネオ〜』は今回タップダンスがたっぷり(あ、やってしまった)。で結構満足です。9月中旬にもう一度行くので、どれくらい精度が上がっているかかなり楽しみです。
で、すごく盛り上がって終演後はスタンディングオベーション。しかもカーテンコール2回。お得感満点。一回目のカーテンコールのときに和央さんが挨拶で「本日は宝塚宙組、『炎にくちづけを』、・・・・・・・・・(???あれ・・・はっ!!)『ネオ・ボヤージュ』をご覧頂き・・・」と、ショーの名前を一瞬、と言うかもうワンテンポ位忘れちゃったのがとってもかわいかったです(←バカ)。
そして問題は各所で話題になっていた、どうやら不評らしい(笑)ポスターですが、うん、観劇後に見ると何か判る、って感じです。上手く言えませんけど・・・。で、出演者全員の写真が気に入らなかった(だって皆何だか変な顔なんだもーん)そのポスター、結局お買い上げしてしまいました(笑)。作品が気に入ったと言うのもあるのですが、ほかに理由をもう一つ。実は我が家のトイレの扉には『鳳凰伝』のB2ポスターがどどんと貼ってあるのです。ぴあに「ご自由にお持ちください」ってあったから・・・もらったんです。で、部屋に張るとMさんの雷が落ちるのが目に見えていたので、こっそりトイレに張ってそのまま押し通してしまいました。トイレだなんて失敬な。。。でも、まあ、その森村泰昌デザインの『鳳凰伝』のポスターはかなり気に入っているんです。で、その下にもう一枚貼れるだけのスペースがちょうどあるのでこの際今回の森村デザイン2枚で揃えちゃおうかと。いつ作戦を実行するかが問題です。ばれたら絶対抵抗にあう・・・。