ふっかり布団

私の妹さんと弟さんが結婚祝にダブルの羽毛布団(凄く分厚いのに軽いやつ)を送ってくれて、我が家のベッドにかかった魔方陣はさらに強度を増しています。いままでシングルの布団をめいめいかけつつも、一緒の布団が好きだからこっそりMさんの方に進出し、いつの間にか引っ剥がし…(無意識に、人の布団をぶん取るクセがわたしにはあるようです)。そんな寒い冬の生活ともサヨナラ。もうベッドなら寒くない、すぐにあったかい、小さな天国。
毎日天国に戻って小さな死を迎え、天国から蘇って日常の小さな幸せを受け取る。もちろん、ずっとそこにいたら苦しみもないのだろうけど、喜びもないんじゃないか、と、勝手に思い込んでいます。(でなけりゃ蘇る希望がないから。あ、ちゃんとした死生観や宗教観ではなくあくまでものの例えとして。)