報告報告

kuma-neko2006-12-09

いろいろあったけど、私は元気じゃないけど、生きてます。

元気だったらいいのか
生きてたらいいのか
元気でで生きてたらいいのか

まったくわからんちんですがとりあえず明日はウラジミル・ミシュクのラ・カンパネラをMさんと聴きにデートします。ふふ。このひとのバッハは嫌いだけどショパンは悪くなかった覚えがある(いつのどの覚えかはしらないけど)のでたぶんリストも悪くないんじゃなかろうかと。ちょっと期待しつつ。

ぼうなすお祝いに
カイワレの生ハム巻きをロゼのスパークリングワインで
合間にビールを半分こして
殻つきの牡蠣を日本酒で(実家から送ってきた酢橘とかぼすのあいのこみたいなのを絞り)
白ねぎのホワイトアスパラ風(id:maico20さまから教わった超絶簡単美味な食べ物)を白ワインで
ビーフシチュー(圧力鍋でごー!っと、肉はほろほろでんまかったです。)を赤ワインで
そのあとチーズなんか出しながらちくちくやりました。
Mさんはらしくもなくちゃんぽん攻撃に酔っ払い、シチューお代わりでギブ。ベッドにいきました。
私は一人寂しく、宝塚宙組の「カステル・ミラージュ」を見ながら、「あーあひちゃん(遼河はるひ)いたいた若いかわいい」とか(まずはそこから。欲目ではなく本当に若い)「創成期の宙は贅沢よねー」とか(だってスター専科特出?しまくりだし)「たかちゃん(和央ようか)のさよならショーの『レオナードの幻想』シーンでダンサースッシー(寿つかさ)が踊ったのはワタルさん(湖月わたる)の役だったのね」とか(気づくの遅すぎ…だってカス・ミラ観たの今日が初めてだもの)「ワタルさんはまり役だね」とか(青年実業家の役がよく似合う)「でもスッシーよく振り移しでほんとかっこよくやったよねさすがダンサースッシーだよね」とか(いや本当にそう思う)「この作品って実はコイケせんせの作品だったのか」とか(なにをいまさら馬鹿をいう)


そんなかんじで『カステル・ミラージュ』観終わりました。お友達が言っていた通り、「かっこよくてキザってて見所あるけど、それだけ。」という感想そのままです。あひちゃんがちゃんと役付で台詞もあり踊って歌ってたのが嬉しかった親馬鹿?でした。

…『レオナードの幻想』シーンはマジかっこいいね。これを生で見たら通ってしまうかもね…どんなにしょーもない話でもさ、かっこいいダンスが繰り広げられるんだもの、宝塚って本当にえげつない…。

カザルス

私の愛するマイスキーマイスキーの敬愛するカザルス、と言うつながりで数年前にやっと聞き始めたカザルス。(でも数枚しかCDは持ってません・・・。)特に気に入っているのが
Encores and Transcriptions 2  Pablo Casals『Encores and Transcriptions, Vol. 2』
単純に好きな曲が多いのもありますが、元々私個人が編曲物好きなのと、アンコール集と言う事でそれなりに本人としても自信のある小品を集めてあるからなんでしょうね。
このCDを聴いて初めて知って気に入ったのが#8のJ.S.バッハ/シェメッリ歌曲集より〜甘き死よ来たれ BWV.478(編曲シロティ)です。原曲を聴いていないからなんともいえないんだけれど、人間の声で、歌詞がある歌曲より、チェロの音で、メロディーだけで聴くほうがより自分に近しくなるような気がします(原曲を聞いてからあれこれ述べるべきなので本来何をか言えた口じゃないのですが)。あと編曲ものですきなのは、#13のドヴォルザーク/わが母の教えたまいし歌、ですね。本当にチェロの音色は人間の声を素敵な楽器にしたようで、チェロで情感たっぷりに弾いても、人間が情感たっぷりに歌い上げた時のようにべたべた嫌らしくない。ほぅ、と溜息が出ます。(ただしその後に「熊蜂の飛行」を持ってくるのは構成上嫌いです・・・もうちょっと「ほぅ。」に浸らせて欲しい・・・。)
余談ですがマイスキーはよくアンコールでカザルス作曲の『鳥の歌』を弾いていました。次はこの曲をカザルス本人が演奏している盤がほしいなあ・・・。
あ、更に余談ですがWikiの「パブロ・カザルス」はかなり参考になりました。漠然と知っていた所がつながりました。(政治姿勢とか亡命とか、この前宝塚のおかげでお勉強したばっかりのスペイン内戦辺りですね・・・。コルトーとの確執がそこにあったなんて知らなかったよ・・・あいたたた。)

めずらしいこともあるもんだ

今朝は目覚めも良く(って5時!だけど)朝ごはんも二人で食べ(ここ数日は水分だけだった)ぴかぴかの天気に目を細め、Mさんを見送ったら洗濯物をぶち込み、今から整体に向かう予定。
なんだか機嫌がよろしくって。(その分昨夜はひどかった。Mさんごめんなさい。)
ここ数日しんどくて水飲むのがやっとで昼過ぎても動けずずっと寝てて夕方ふらふらになって起き出て「こんな毎日じゃなんでいきてるんかわからん・・・」とぼやくような毎日が続いていてちょっとグレ気味だったんです。久しぶりに上がった〜。
やらねばならんことは満載なので。でもまずは緑地のお散歩かなあ。

シュピルマン オリジナル・レコーディング  なんとなく選んだBGM:シュピルマン『オリジナル・レコーディング』
なんとなく『蓄音機にかけたような音』が聴きたかったので。でもこのひとのバッハのシャコンヌだけは重くてどたどたして粗雑でどうにも好きになれません。

逃避行

冷たい雨にぬれる


結局ベッドに戻って、ふかふかの羽毛布団とパイル地の冷たくなりにくいシーツの間に滑り込んだのです。中はまだ生ぬるくて、私の体温が残ってて、切り離されて離ればなれになった昔の自分の一部にまた出会ったようで少し奇妙だったけれど、すぐに溶けてまた私に戻って、そしてベッドもシーツも布団も私と一体化して私はもうほとんどベッドの一部でしかないのです。
いま一番安全なのはここだ。いまはベッドだけが私を守ってくれるし、ベッドは私を苦しめないし、傷つけない。
目の下までかぶった布団から、なれた、良く知っている匂いがします。ここなら安全、隠れていよう。眠って逃げてしまおう。


それで、あなたは何から逃げているの?

しごととせいかつ

ひえびえと、全然やさしくない

今日は朝からしごとのことでMさんと口論になりました。まだはやい、という彼。(私の事なのに私が決められないなんて)とおもう私。いや、彼や私の両親は、私を金銭的にも精神的にも守ってそして助けてくれています。だから「口を挟む筋合い」なのです。頭ではわかっています、が。
朝の口論と昼の電話での口論で、きりきりした高い怒りと、我が事ながら儘ならぬ苛立ちと、未来に対する焦りと、少しの絶望感(絶望、だから「少し」という形容は合わない気がする・・・じゃあ、諦めに伴う悲しみ、とでも言いましょうか。本当は「不安」で十分なはずなのに、その先まで飛び火するのが悪い癖。)を感じ、予定していたのに「家出たない、どこにも行きたないし病院にも行かへん。」とへそを曲げ、そして、こんなんじゃ仕事なんて出来ないね、と自分に嘲笑。


前みたいに、仕事がしたいんです。しんどくても別にいい、だってしんどくても仕事してたときのほうが私満足してた。自分の働きに対して、お客さまから対価と(しばしば)感謝を貰い、自分の働きに対して、会社から給与と(それなりの)評価を得る。ノルマは必ず達成する、クレームはどうにかして処理する、タスクを予定内に終わらせる、そんな小さなところにも私の「満足」はあったし、お客様の人生・キャリアに関って、満足してもらえて、感謝の言葉を与えてもらえる、そんな大きな「満足」もあった。
でも対価として私は体と心を壊したけれど。だからこのまるで「美化した」過去の仕事はほんとうに亡霊みたいなものなんです。かすかす。思い出。体を壊すまでやらないと満足できないなんて、既に自分が壊れてる。だから同じものを同じように同じままの私が求めてもまた同じことになる。じゃあどうすればいいの?
って時々見切り発車したくなります。だって、もうそろそろ「ハローワークで女子の求人が一気に無くなる」歳になってしまいます。世の中驚くほどあからさまだから。
なんでこんな倖せな状況に満足できないのか。答えが明白なだけに、あまりにもMさんに申し訳なくて、いっそ私じゃなければ良かったのかも、などと、考えはどんどんあさってな方向へ飛んでいくのです。

チケットあれこれ

  • EGO-WRAPPIN'、レ・ミゼラブル、宝塚やウラジミル・ミシュク、サンクトペテルブルグ室内合奏団、マウリツィオ・バリーニ等等のチケットの手配。いかん、チケ代がえらいかさむ・・・。
  • あひちゃん(遼河はるひ)から宝塚月組全国ツアーのお礼状*1が届き、ピンクダイヤのお衣装*2でにこやかに微笑むあひちゃんにほわーっとして幸せになって、何気なく表書きを見たら黒のサインペンで『元旦から待ってます』と。

・・・わたし確実に5秒は固まりました。たぶん息もしてなかったとおもいます。あひちゃんが、元旦から、わたしを*3大劇場で待ってくれているよ・・・?(年末年始は実家に帰るんだけど)やはしここは遠征しないといけないかも・・・もしこの手書きのメッセージがあひちゃん本人のものでなかったとしても、そう信じてしまった私はいま苦悩しています。今回は東京に集中するつもりでいたのに・・・。どうしてくれよう!なんて罪作りなあひちゃん・・・。(馬鹿炸裂)

*1:舞台写真のお葉書に観劇お礼と次回出演の案内が印刷してあるもの

*2:『レ・ビジュ・ブリアン』という全国ツアーで上演されたレビューの一幕で、ピンクのお衣装。私昔からピンクの衣装は嫌いなのだがピンクダイヤの衣装は素敵だとおもう。てか、あひちゃんが着ているピンクの衣装は素敵に見える(馬鹿)が、彼女の『乙女』な感じがにじみでるのが否めず、本当にいいのかよくわからない・・・だって・・・だって男役さんなんだもの・・・。

*3:ここらへんも大いなる勘違いなんだけど、これがファンの浅はかなところで・・・いーんだもう手のひらの上で思いっきり転がしてくれー。

連絡:いきてますその2

雨の山茶花って演歌みたいだね

また今週も危うく一週間あけての更新になるところでした。今回は・・・なんでこんなに更新できなかったのかよくわからないけれど。それなりにいろいろあったんでしょう。
例えば神奈川のMさんのおじい様のお宅へ遊びに行きました。気の利いた手土産を持って行けずに自分にがっかりしたのですが、(次からは絶対新宿で降りてデパートかなんかでちゃんと選ぶ!!)結局昼からビールでおもてなしされたのでいろいろ無かったことにしてもらおう・・・。
あとは歯医者に行ったり、ヅカ友達との恒例の飲み会が開催されたり。でも比較的家ごはんが多かったです。新鮮そうなのが安く手に入ったのであん肝を日本酒のアテに作りましたが、塩がききすぎていたので次はもっと生臭抜きの塩を甘く、酒で洗うのをしっかりやりたいとおもいます。キャノンの家庭用複合機がやってきたので和室を模様替えして、思いがけず広くなって満足。
あと少しこまごまとしたものが片付けば、どうにかこうにか年が越せそうです。